気温があまり上がらず、少し肌寒いような気がする今日この頃、檀信徒の皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?
本日2月22日は2をニャンと読んで、ニャンニャンニャンの猫の日だそうです。
さらに最近では「ペットにしたい動物ランキング」で一位と二位を犬と猫で競い合っているような状況です。それを意識してみると実際に猫を飼っている人もかなり多いらしく、ホームセンターのペットフードなどを見ていても猫用のミルクやらササミやら缶詰やらとたくさんのキャットフードが売られているのをよく目にします。
檀信徒の方の御宅でも猫を室内で飼われている方も多く、お参りをしている最中に猫が副住職の荷物をクンクンと嗅いでいたりすることもあります。
そのような犬や猫といった動物達は、実は仏教的には私達と同列の苦しみの世界にいるとされています。その世界とは『畜生道』といって鳥や獣といった動物、さらに虫や魚をも含む人間以外の生き物達の苦しみの世界とされています。またこの畜生道と地獄、餓鬼を合わせて三悪道とも言われています。「悪」という文字がつくとすごく嫌なイメージがつくかもしれませんが、今月の御法語の中に読まれている通り、常日頃から御念仏をお称えし廻向をしているとこれらの世界にいる者たちも阿弥陀様は救ってくださると説かれています。
可愛い犬や猫のためにも共に日頃から御念仏をお称えする生活を送ってみませんか?
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