最近、毎月のお参りや法要の際に檀家様とお会いしたらこのような会話が増えてきました。
檀家様「副住職は何歳になったの?」
副住職「今は26歳で年を越して1月が誕生日で27になります。」
檀家様「早くお嫁さんを見つけないとね!」
改めて自分がそのような事を言われるような年齢になったのだなと感じる今日この頃です。
思い返してみれば、大学を卒業したのが22歳。その前年である21歳の頃から僧侶となるための修行を始め、3年間の修行を修めたのが23歳の年末でした。年を明けて24歳になり公私共に充実させようと思い、意気込んで修行の場から出てきたのを昨日のことのように思い出せます。しかし、その修行の場に籠っている間に中国で新種のウイルスが流行り始めていました。武漢において発見された新種のウイルスは瞬く間に日本にも侵入し、現在においても猛威を振るっています。皆様も既にご存知の通り、新型コロナウイルスです。
このコロナ禍においても結婚される方、お付き合いされる方がいる事は存じ上げていますが、こと副住職においてはコロナ禍においては自粛に自粛を重ねております。寺院としての業務自体も檀信徒の皆様に多大なご迷惑をかけると分かっていながらも、お互いの安全を考慮した苦渋の決断をしてまいりました。そのような中で副住職が好き勝手な行動をするわけにいかないという思いで自粛をしてまいりました。
つまるところ出会いの場がございません…。
檀家様には「出会いも仏様が繋ぐご縁だからいつか良いご縁がありますよ」と言っていただけるのですが…
阿弥陀様 阿弥陀様
副住職の良き人はいずこにおられるのでしょうか?
いつ頃に出会えるのでしょうか?
副住職の思いはいつ頃届くのか…
なかなかお答えをくださらない阿弥陀様です。
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