top of page

読めそうで読めないけど知っておきたいお寺の言葉

今回は「読めそうで読めないけど知っておきたいお寺の言葉」と題して、お寺ではよく使うけれど御檀家さんが間違えやすい言葉や世間一般と読み方の異なる言葉、でも浄土宗の御檀家さんとして知っていてほしい言葉などを問題形式にして紹介したいと思います。


全問正解できるように頑張りましょう。


それでは1番からいきましょう!



①回向


これはとても重要な言葉ですね。

檀信徒の皆様が行われた法要や法事、月参りなどでの徳を亡くなられた方に回して向けるという意味の言葉ですね。

お寺からの法要の案内の中でもよく使われている言葉だと思います。

間違われている例としては「かいこう」と読まれている方が多いように感じます。


これは「かいこう」ではなく「えこう」と読みます。

「かいこう」と読みたくなる気持ちも分かりますが、亡くなられた方へ回し向けることを意識して間違えのないように気を付けましょう!


続いて2番!



②境内


これもお寺ではよく使われている言葉ですね。

しかし世間一般では読めない方が多いためなのか分かりませんが、テレビのクイズ番組内で読み方を問う問題が出されていました。

もちろん「きょうない」ではないですよ。


これは「けいだい」と読みます。

境内地と書いて「けいだいち」などと言う場合も多いです。

お寺の敷地のことだと思ってもらえるといいと思います。

お寺の境内には様々な地蔵尊や名号石など歴史や由来があるものもありますので、いろいろと探してみてください。


最後は浄土宗で最も大事なお言葉です!



③南無阿弥陀仏


これは浄土宗の御檀家さんならば絶対に知っていてほしい言葉ですね。

これは「なむあみだぶつ」と読みます。

「南無」と「阿弥陀仏」の二つから構成されており、阿弥陀仏に帰依することを示しています。

私達は人間なので一日のうちに色々なことに悲しんだり喜んだり、様々な感情を抱きます。

そのいついかなる時でも阿弥陀様は私たちの心に寄り添ってくださっています。

そのことに感謝しつつ一日に10回の南無阿弥陀仏をお唱えしていただけると嬉しいです。


3題出題してみましたが、皆さんはすべてしっかり読めましたか?

読めた方も意味など知らなかったこともあったかと思います。

今後もみなさんに知っておいてほしいことなどを投稿していきますので、是非チェックされてください。


閲覧数:10回0件のコメント

最新記事

すべて表示

秋季彼岸法要とその後

昨日夜より激しい雨と風、所により雷といった荒れた空模様でしたが、檀信徒の皆様の御自宅では何か被害などはありませんでしょうか。真光寺はというと立て看板が一つだけ折れて倒れてしまいましたが、それ以外は大きな被害もなく無事でした。...

秋彼岸

いよいよ明日より秋の御彼岸の期間となります。 昔の方々は「暑さ寒さも彼岸まで」と言ったそうですが、現代の暑さは異常なところがありますから、普段からの体調管理や外出時の熱中症などに注意してお過ごしくださいませ。 さて真光寺では彼岸の期間に合わせまして、真光寺の檀信徒でもあられ...

秋彼岸法要ご案内

暦の上では秋ですが、まだまだそのような気配のない暑さの中で檀信徒の皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。 副住職はというと汗だくになりながら日々のお寺の業務に励んでおります。 さて今回はタイトルにもあります通り、秋の彼岸法要に関するご案内です。...

Comments


bottom of page