福岡県の新型コロナウイルス感染症新規感染者数が過去最多を更新してしまった本日ですが、檀信徒の皆様におかれましては体調など変わりなくお過ごしでしょうか?
真光寺の住職、副住職、寺庭は夏の暑さによる気怠さなどはあるものの感染症にも罹ることなく健康に日々を過ごさせていただいています。
さて今回はタイトルにもある通り、真光寺の正式名称に関してです。
真光寺の正式名称と言っても真光寺は真光寺でしょ!と思った方もいるかもしれません。
確かに真光寺は真光寺なのですが、お寺には○○寺だけでなく○○院と言われるお寺も存在します。この違いなどを説明したいと思います。
寺院には三号と言って山号、院号、寺号の三つの名称があります。
まず山号とは、比叡山延暦寺や高野山金剛峰寺などの○○山という部分にあたります。
かつて多くの仏教寺院は山の中に建てられたことから所在地の山の名前から山号を付けたり、仏教用語から山号を付けたりしたとされています。
寺院の門のことを山門と呼ぶのも山号が由来だと言われています。
続いて院号とは、有名なところでは浄土宗の総本山である知恩院がありますね。
そもそも院とは仏教用語で囲いに囲まれた建物を意味します。そこから派生して仏教関係の施設を○○院と呼ぶようになったことが始まりとされています。また天皇が上皇となった際に住まわれる建物のことを上皇の名前の後に院を付けて呼んでいたことから過去に天皇家と関係があった寺院が○○院と名乗っていることが多いようです。
加えて浄土真宗では仏様をおまつりしている所を寺、僧侶などの人師が住むところを院と使い分けて呼んでいるそうです。
寺号とはその文字の通り寺の名称になります。
仏教用語やその寺に縁のある僧侶の名前、そのお寺を開いた方の名前、開かれた時期の元号などが使われていることが多いようです。
では、真光寺の三号は何でしょうか?
真光寺のことを色々と知ってくれている方は既にご存知かもしれませんが、真光寺は
法性山 永照院 真光寺となっています。
他の寺院に関しても有名な寺院の三号を調べてみると面白いかもしれませんね。
気になる方は是非調べてみてください。
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