今回は副住職の最近の日課をご紹介したいと思います。
以前ブログ内にて真光寺にある薄墨桜の御紹介をしたと思います。今年も綺麗な花をつけてくれたものの、この数年で海風や虫、台風などの影響を受けてなのか、木全体が弱っている傾向にありました。枝の一部が腐り、そこからアリが入り込んで中の木を食べてしまい大風などによってポキッと折れてしまうといったことも起こっていました。副住職にとっては祖父が大切にしていた桜の木ですから、これを枯らしてしまうわけにはいかないということで造園業を営んでいる方に相談をしていました。そしてつい先日、真光寺に薄墨桜の木を残していくために、新たに薄墨桜を植えることとなりました。まだ「木」と言えるほどのサイズではなく地面に棒が刺さっている程度の大きさですが、その棒からは新芽と思われるものが出てきており、確かな成長を感じております。最近の副住職の日課はこの桜の棒…ではなく桜の木に水をあげて観察することです。一日では何も変わらないと思っていましたが、じっと見ていると発見や成長の兆しを感じられてとても嬉しくなります。まだまだ大きな桜の木へと成長することができるかは分かりませんが、今後の成長に期待しつつ気長に見守っていきたいと思います。
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