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春季彼岸6日目

春のお彼岸も終わりが近づいてきましたが、皆様はいかがお過ごしですか?

コロナには充分に気を付けておいてください。


さて本日はとあるクイズ番組にて見かけた漢字のクイズに関する話をしたいと思います。

まずは問題です。


①蓮台

上の漢字は何と読むでしょうか?

仏様を頭の中に思い浮かべてもらうと大体の方はこの漢字の物に立っていたり座っている御姿を想像すると思います。

真光寺の本尊である阿弥陀仏も修復されて綺麗な緑色のこれの上に座られていらっしゃいます。分かりましたか?



正解は「れんだい」です。

極楽浄土の世界では阿弥陀様も亡くなられた方も蓮の花の上にいます。

亡くなられた方の蓮の花が、、、ということが中陰の7日おきのお参りに関係していたりもするのですが、それはまた別の機会にお話ししたいと思います。


では続いて第二問です。

②蓮の台

上の言葉は何と読むでしょうか?

仏様を頭の中に思い浮かべてもらうと大体の方はこの漢字の物に立っていたり座っている御姿を想像すると思います。

真光寺の本尊である阿弥陀仏も修復されて綺麗な緑色のこれの上に座られていらっしゃいます。分かりましたか?


正解は、、、と言う前に何か気になることがありませんでしたか?


そう①と②は同じものを表しています。

①の読み方は「れんだい」でしたが②の読み方は「はすのうてな」と言います。

この「蓮の台(はすのうてな)」という言葉は住職がお葬式をする際や布教師さまが檀信徒の皆様へのお話によく使われる言葉です。

真光寺のお葬式の際にも、住職が亡くなられた方に向けて引導をお渡しする際にこの「蓮の台(はすのうてな)」という言葉を使った一句を送ることがあります。

気になる方はお葬式の際に住職の発言を気を付けて聞いてみて下さい。


ちなみにクイズ番組では「台」を「うてな」と読めるかどうかがクイズになっていました。

仏教的にはよく使う言葉でも、世間一般ではクイズ番組に使われるほどなのだなと少し驚きました。

今後もこのような漢字があれば紹介していきたいと思います。

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