本日より春彼岸の期間へと突入しました。
しかし天気は崩れ、朝から激しい雨が降り続いていました。
そのような足元の悪い中、彼岸法要に参列いただきました檀信徒の皆様、ありがとうございました。
突然ですが、皆様はお彼岸と聞いて何を思い浮かべますか?
ご先祖様のお参りにお墓参りなどに赴かれた方も多いのではないでしょうか。
その際にお供えとして用意されるものと言えば、おはぎですよね。
本日お参りに伺ったお宅の仏壇にも、きな粉をまぶしたものと粒あんの美味しそうなおはぎがお供えされていました。
しかし、このおはぎ、、、ぼた餅と似ていませんか?
今回は「おはぎ」と「ぼた餅」についてお話したいと思います。
結論から言うと、この「おはぎ」と「ぼた餅」、、、
実はほぼ同じものです。
牡丹の花が咲く春の時期には牡丹を模して造られた「ぼた餅」
萩の花が咲く秋の時期には萩の花を模して造られた「おはぎ」
と名前が変わるとされています。
しかし、地域によっての変化や諸説あることもあって、ぼた餅のほうがおはぎより大きいと言われていたり、ぼた餅はこしあん、おはぎは粒あんと言われていたりするようです。
これは私も知りませんでした。(ちなみに副住職はこしあん派です)
実はこのおはぎとぼた餅には夏と冬にまた異なる呼び方があるそうなので、気になる方はぜひ調べてみてください。
『ぼた餅』
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