昨日と今日の二日間にわたって大学入試共通テストが行われました。実を言いますと、我が家の親戚が今回受験いたしました。副住職は数学が得意なので、その親戚の受験生に少しだけ勉強を教えていました。だから結果はどうだったのだろうか、無事大学に合格することができるだろうかと、自分は受けてもいないにも関わらず、ハラハラドキドキの日々を過ごしております。
我が身の事を思い返せば、遡ること10年前。
まだ当時は「センター試験」と呼ばれていましたが、緊張して前日はなかなか寝付くことができなかったのを覚えています。結果としてはまあまあくらいの結果でしたが、二次試験に向けて努力し、どうにか四月から大学生活を送ることができました。しかし、現在では当時通った理系の学部とは全く違う道である僧侶として活動させていただいています。
この経験から思うことは人生は何があるか分からないということです。
生きていれば、良い出会い、悪い出会い、辛い別れ、様々な出来事が目まぐるしく起こり、それらに対して自分が何を感じ、何を思い、これからをどう生きていくのか。それが大事なのかなと思います。そしてそれは何歳になったとしても変わりません。今の自分にできることを一生懸命にやってまいりましょう。
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