本日のお月様は中秋の名月です。
さらに今年のお月様は満月で、中秋の名月と満月が重なるのは今年を逃すとなんと7年後まで訪れません。
月と言えば浄土宗では法然上人の御読みになられた月かげの御詠歌が頭に思い浮かんできますね。
月かけの いたらぬさとは なけれとも なかむる人の 心にそすむ
「月の光が照らさないところはないが、月を眺める人の心にこそ、月の光が澄み渡るのである。」と意味しています。実はこの和歌は「月」を「阿弥陀仏」と置き換えることができます。
「阿弥陀仏の光が照らさないところはないが、阿弥陀仏を思う人の心にこそ、阿弥陀仏の光が澄み渡るのである。」
是非今夜は一度夜空を見上げてみませんか?
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