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線香の話

今回は線香の話ということで、皆様も当然毎日仏壇にお供えしているであろうお線香に関してのお話をしたいと思います。


住職も副住職も檀信徒の皆様の御自宅に伺ってお参りをさせていただきますので、檀信徒の皆様の仏壇やその近辺に目が行くことがあります。

その中でも特に目に入るのは線香を立てる際の線香立てです。

線香立ての中が綺麗に掃除されていたら

「僕らが来るから掃除してくれたのかな。ありがたいな。」

と思いますし、逆にたくさんの線香が燃えた跡が残っていたら

「毎日しっかりと仏壇にお線香をあげてくださっているのだな。ありがたいな。」

と思います。どちらにしても本当にありがたい限りです。


また伺う御宅によってはお線香に特別な香りが付けられたものを用意してくださっている方もいらっしゃいます。

石鹸の香りや様々なお花の香りなど本当に多種多様な香りがあります。これに関しても皆様の御好みの香りを焚いていただいて構いませんし、その香りに包まれて御念仏を称えることができるのは大変にありがたいことです。


また別の御宅では集合住宅などの規約の関係で室内で火が出たり、煙が出てはいけないからということで電気式の線香のようなものを用意されている方もいらっしゃいます。本来のお線香としては香の煙が関係したりもするのですが、仕方がない場合もございます。その上でどうにかできないかと準備していただける心に私はありがたいなぁと感じます。


と、ここまで色々と書いてきましたが、では線香の話って何が言いたいのとなると思います。

副住職が言いたいことは「お線香は本来うんぬん~」といったことではなく、どのような形であったとしてもお線香を通じて皆様の心が阿弥陀様やご先祖様へと向かい、自ずと手を合わせ「南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏」とお称えされている。このことが一番大事なのだということをお伝えしたかったのです。

ぜひ今後とも是非その姿勢を続けていただければと思います。

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