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大切な人

皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

段々と春が近づいてきていますが、朝晩は冷え込んだりと気候が安定しませんので体調には充分に気を付けられてください。


さて本日はタイトルにある通り、大切な人です。

このブログを見ている皆様にも大切な人がいることでしょう。

もちろん浄土宗にも大切な人、忘れてはいけない人達がいます。

それが下の写真の方々です。

阿弥陀仏様の向かって左側にいらっしゃる方が法然上人となります。

真光寺の本堂の法然上人は以前紹介した百八数珠を両の手にかけてお念仏の数を数えているようなお姿ですね。

下に見えます金色の台座が以前紹介した蓮の台ですね。(ちゃんと読めますか?)

衣は黒衣、袈裟は白の大師五条を着ています。

法然上人は皆様ご存じのように浄土宗をお開きになられたとても大切な人です。お念仏の教えを経典の中に発見され、この教えが今の機に合っているとして広められました。この方がいなければ今の浄土宗は存在していないでしょう。

そしてその法然上人がお念仏の教えを経典の中に発見するきっかけとなったのが、阿弥陀仏様の向かって右側にいらっしゃる方の善導大師になります。善導大師と法然上人の御存命の時代は違いますが、法然上人は善導大師の著書を読み、その考えに感銘を受けられて善導大師の考えに傾倒していきます。そのような法然上人の夢の中に善導大師が現れて、初めて対面することになります。これを二祖対面と言いますが、この際に善導大師の姿が腰より下が金色であったという記述があり、それによって善導大師の像は半金色となっております。

さらに善導大師の唱えられたお念仏が仏様の御姿になっているところも写真では確認することができます。


また真光寺の本堂のお二方は座している御姿ですが、立っている御姿の像もあります。

こちらは我が家のお仏壇の法然上人と善導大師になります。

台座の蓮が緑色なので蓮の台の部分が分かりやすいと思います。

また善導大師の半金色もしっかりと分かれているのが分かりますね。


皆様のお仏壇の法然上人や善導大師はどのようなお姿でしょうか。

これを機会にぜひじっくりと確かめてみてください。




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