今回は記事のタイトルを「記念日」としていますが、記念日と言っても色々な記念日がありますよね。
有名なところでは誕生日や結婚記念日、父の日、母の日などがありますね。
付き合いたてのカップルなどでは一か月記念日などをお祝いする方もいると聞いたことがあります。(これを書いている副住職はお相手募集中です)
このような記念日を忘れてしまうと、喧嘩になってしまうほどに記念日を大事にされている方もいますよね。
突然ですが問題です。
本日はどういう記念日でしょうか?
大切な記念日ですから忘れていたら怒られてしまいますよ?
この記事を読んでいる方はもうお分かりでしょう。
その通り!
法然上人の誕生日です!
本日4月7日は法然上人が誕生された日とされています。
お釈迦様のお誕生日とされている4月8日の花まつりは有名ですが、なかなか法然上人お誕生日は知らない方が多いと思います。
この記事を見て初めて知った方は今後しっかりと覚えておいてくださいね。
この掛け軸は法然上人誕生図と言われており、真光寺にありますので興味のある方は是非ご覧ください。
本日は法然上人の誕生日ということで少しだけ法然上人のお話をしたいと思います。
私達の浄土宗をお開きななられた法然上人ですが、実は時間が経つとともにお名前が長くなっているというのはご存じですか?
法然上人は建暦2年(1212年)にお亡くなりになりましたが、その500年遠忌から50年おきに大師号を天皇様から頂いており、現在に至るまでいただいているので法然上人を回向する際のお名前が長くなっています。
現在の回向の際のお名前が
元祖 円光 東漸 慧成 弘覚 慈教 明照 和順 法爾 大師 法然上人(がんそ えんこう とうぜん えじょう こうかく じきょう めいしょう わじゅん ほうに だいし ほうねんしょうにん)
となっています。
早口言葉のようになっているかもしれませんが、僧侶になるための修業の場では法然上人のお名前として暗記してスラスラと言えるようになるまで練習することとなります。
皆様もよければ覚えてみてください。
また、ブログに書いてほしい内容や載せてほしい写真などありましたら、いつでもお寺までお問い合わせください。
お待ちしております。
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