真光寺の掲示板を更新いたしました。
お寺をしていると御葬儀の後などに「親が生きている間にもっといろいろなことをしてあげれば良かった」と後悔の念をお話になられる方がおられます。「親孝行 したいときには 親はなし」といった言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
しかし、親孝行というのは辞書によれば「親を大切にし、真心をもってよく尽くすこと」とあります。この意味の中に「生きている」「死んでいる」は書いてありません。つまり、亡くなった後の親御さんにも親孝行はできるのです。亡くなった後の御両親に対して「今までありがとう」という感謝の気持ちで手を合わせたならば、それは大変ありがたい親孝行であり、そのことを「孝養」と書いて、亡き親のために供養し弔う事になります。
今年が始まり、既に8日が経過しましたが、父母に対して親孝行または孝養できていますか。
このブログを御覧になった方はお墓の前、納骨堂の前、御仏壇の前、どこでも構いませんから今一度ご両親に感謝の意を込めて手を合わせていただけると幸いです。
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