掲示板を更新いたしました。
生、老、病、死のそれぞれの文字の後に苦を付けた生苦、老苦、病苦、死苦のことを仏教的に四苦と言います。様々な困難やトラブルに見舞われた際に使う「四苦八苦する」の四苦もこれと同じものを指します。
では、この四苦はどこから生まれたのかというと、なんとお釈迦様の時代にまでさかのぼります。お釈迦様が仏道修行を志す以前、東西南北の門から出るとそれぞれの門の外には生老病死の四苦に苦しむ人を見かけたというお話が残っています。その後、お釈迦様はそれらの苦から逃れる方法を探し、現在の仏教へとつながっていくのです。
言い換えるならば、お釈迦様は生老病死の苦悩によって仏教を開くことになり、それらを通じて現代の私達が浄土宗の教え、西方極楽浄土の教えをいただいているのです。
今を生きる私達はたくさんの悩み、苦しみと共に生きていますが、それらの苦悩は西方極楽浄土を感じるきっかけの一つと感じ、懸命に生きていけたらと思います。
春彼岸法要のお申込みも徐々にいただいております。
21日の法要当日までに法要内での御回向を、春彼岸の末である24日までに春彼岸の御回向を受け付けておりますので是非奮ってお申し込みのほどお願い申し上げます。
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