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合掌

以前に数珠についてお話ししたにもかかわらず、数珠を持つ際の手に関してのお話をしてなかったので今回は合掌についてお話ししたいと思います。


浄土宗の合掌には二種類の合掌がありますが、檀信徒の皆様にしてもらう合掌は堅実心合掌という合掌です。九州圏にお住まいの方はとあるお仏壇屋さんの「お手手のしわとしわを合わせてしあわせ」というコマーシャルを見たことはないですか?

あの時にコマーシャル内の子供がしている合掌が堅実心合掌になります。


堅実心とは衆生のありのままの真実を意味しています。つまり私たちのありのままの気持ちで手を合わせるということになりますね。


堅実心合掌の形としては「しわとしわを合わせて」の言葉通り、両掌(たなごころ)を正しく揃えて堅く合わせ、胸のあたりに斜め45度ほどに保ちます。

この時あまりに倒しすぎて地面と水平になったり、力を入れすぎてまっすぐ上を向いたりしないように注意しましょう。また掌と指をしっかりと伸ばし曲げて中に空間などできないように注意しましょう。

これが基本的な合掌になりますので、すぐにできるように日頃から意識しておきましょう。

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